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研ぎ屋 むらかみは天然砥石での手研ぎを専門とする刃物研ぎ職人です。

TEL. 06-6718-3401

〒544-0022 大阪市生野区舎利寺2-1-20

研ぎ屋むらかみのこだわりCONCEPT

なぜ研ぎ屋を始めたのか?

私が研ぎを仕事にしようと決めたのは、大きく二つの理由からです。まず、自分が研ぎを始めた頃の苦労が忘れられない事。そして最近は色々な砥石が揃い、又、研ぎの種類・正確性の向上で刃物の切れ味や仕上がりの外観がある程度満足出来、それを同じ拘りを持つ人と共有したいと考えたからです。

研ぎを始めた頃は、刃先を切れる角度にするだけでも一苦労、ましてや最大限の鋭利さや頑丈さを伴う鋭利さ・長切れを意識しつつ刃元から切っ先の角度に変化を付けながら...等々、考えた事もありませんでした。そもそも、刃物は新品が最高の状態に成っていると思っていましたし、崩れた形は新品の形に戻せば一件落着と。

これらの事から、初心者が研ぎ始める時のハードルを下げる為に、初期刃付けのゆがみを取る研ぎを代わって引き受ける。そして多少経験を積んで研いではいるが、形状が崩れたり、上手く刃先の調整が出来ない初級者に代わって形状回復・妥当な刃先調整を引き受ける。更に、切れないのは困るが、砥石を揃えたり研ぎの練習は難しいと考えている一般の人には、定期的に研ぎに出して貰う事で、本当に切れる包丁の楽しさ・疲労の少なさを知って貰う。こういうスタンスで研ぎをすれば、色々な立場の人の役に立てるのでは無いか。そして出来れば、高品質の刃金や地金を適切な天然砥石で研ぎ上げた研ぎ肌の美しさまで分かって貰えるなら、研ぎは単に刃物の性能を上げる技術であるに止まらず、美観をも満足させるに足る日本特有の文化だと再認識されるのでは無いかと考えました。

栄養学部で学んだ頃の記憶によれば、調理時間の長さに比例して、必要な栄養素の基準を満たす傾向にあるそうです。加えて、和食が改めて見直されつつある世の中で、それに反するかのような食品の偽装や添加物による危険性の増大。得てして時短がキーワードになりやすい家事の中にあって、調理の重要性は、外食よりも経済的であるという以上に健康・安全の面から注目されるべきでしょう。良く切れる包丁は調理の際の負担を軽減します。更に天然砥石仕上げは食材の味を引き出す効果に優れています。特に鋼の包丁に顕著ですが、ステンレスでも実感出来、長く切れ味も保てます。

大量生産・使い捨ての時代ですが、世の中から、研ぎの技術や素晴らしい天然砥石、そして研ぎながら長期に亘って使い続けるに相応しい高品質な刃物が無くならないよう、微力ではありますが尽力したいと思います。


天然砥石と手研ぎにこだわっています

切れ味を引き出しやすい、永切れ効果がある、防錆性能がある、材料それぞれの研ぎ肌を表現できるなどの特徴がある天然仕上げ砥石での手研ぎは、皆様の大切な刃物をお好みの状態に仕上げるには最適の手段です。

「研ぎ屋むらかみ」は「天然仕上げ砥石による手研ぎ」にあくまでもこだわります。








【顕微鏡拡大写真で確認いただきます】

研ぎをご注文いただいたお客様には、作業完了確認時に下図のような画像をメールで送信させていただき確認していただきます。


バナースペース

研ぎ屋 むらかみ

〒544-0022
大阪市生野区舎利寺2-1-20

TEL 06-6718-3401

営業時間:平日10:00〜17:00
  仕入等の関係で不定期で
  お休みする場合があります。